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観なくてもいい映画『スーサイド・スクワッド』ネタバレ感想

プニ子です。

スーサイド・スクワッド観てきました。

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ダメなやつらを集めたハチャメチャ最狂軍団がダメなやつらなりにハチャメチャ戦う…!彼らは正義に目覚めていくのか…!?

というガーディアンズオブギャラクシー的映画を期待していくと非常にがっかりします、この映画、そんなに!盛り上がりは!しないぞ!

とくにツッコミどころが多かった&残念ポイントが多かったのが女性陣でした。ストーリーへのツッコミはもはや面倒なのでキャラクターのメモだけしておきます。

 

江頭エンチャントレス

魔女。冒頭の封印が解かれたシーンは外国版貞子的な怖さを感じました。なんかすごくにおいを放ってそうなビジュアルは不気味だし消えて現れてというのが如何にも魔女っぽくて。

だがしかし力を発揮し始めてからが非常に(やばい意味で)やばかった。

もうね魔女なのに、何千年?の眠りから覚めてすぐ同じく目覚めた弟に「最強の兵器を作る…!」「これで最強の兵器が作れる…!」連呼するのまずやめて欲しいしそもそも最強の兵器が最後までわからなかったよ!覚醒後のビジュアルもほぼ裸体に黒の布巻いてる感じだったので初見遠目から見て江頭にしか見えなくてこの時点で私の中ではこの映画の終わりを迎えました。エガチャントレス。その格好のままユラユラ揺れないでほしい、舞を披露しないでほしい。頼む、やめてくれ。

彼女のビジュアルがツボすぎて笑いを堪えるのがつらくて「この映画早く終わってくれないかな」と思ってしまった。

 

刀 世界よこれが日本だ

刀ちゃんは何がすごいとはみなまで言えないですが、史上最強。

『TIME』の篠田麻里子を超えたんじゃないかというポテンシャルの持ち主。夫の魂が宿るという自身の刀へ語りかける急な独白シーンも強烈すぎて頭を抱えるしかなかった。

きっと原作には深い刀ちゃんの胸アツエピソードがあって、映画でもそれを何とかぶちこもうとした結果なんだろうけど、あんな打ち込み方ある?っていう。そもそも冒頭のウォーラーばばあによる刀ちゃんの紹介エピソードがすごいインパクトだもんね。日本人をザクザク殺してく中で最後に手をかけた日本人のおっさんが明らかにカタコトっていう。とにかく初っ端から日本人観客を殺しにかかってるキャラクターでした。

あ、あと終始気になったのはあんだけ人切ってて研がなくていい刀のすごさ。

 

プチ残念ハーレイ・クイン

映画『スーサイドスクワッド』の広告塔でもあるキャッチーな彼女。

太ももムチムチでよかった。ただ『キック・アス』のクロエちゃんほどの、クロエちゃんがかわいけりゃストーリーとかどーでもいいや!と思わせる威力は無かったです。

彼女の設定を全部知らなくて、予告とビジュアルからティーンガールだと思ってたので優秀な精神科医だったということにびっくり。意外とお姉さんだったんね。そのエピソードは物凄く好みなのでもっと掘り下げて観たかった。

でもその彼女を狂わせた元凶ジョーカーに狂ったほどの愛を向けるキャラクターでありながら、ジョーカーのヘリを撃ち落としたウォーラーばばあへ憎しみを向けず案外あっさりスーサイドスクワッドに戻りいい感じになってるのが残念すぎました。ジョーカーへの愛を示す為に漂白剤の樽に落ちるシーンを謎のタイミングでわざわざ入れてるくせに、アピールしてるくせに、そこ軽く扱うのかよという感じ、もっとブチ切れたのが観たかった!ちょろすぎる!

ちなみにジョーカー役のジャレッド・レトが役作りの為に他の役者メンバーへ使用済みコンドームを送りつけたり死んだ豚を送ったりしていたらしいエピソードを聞いた後に映画を見るとハーレイ役のマーゴット・ロビーさんはすげぇプロだなと思いました。

他の役者はそれで逆にジャレッド(=ジョーカー)への嫌悪チームワークを高められたとか言ってるけどハーレイに関してはそんな相手にめろめろしなきゃいけないんだもんなぁ…私だったら顔を見るのも嫌だぞ

 

ウォーラーばばあ

スーパーマンの死後、世の平和を守る為に結成されたスーサイドスクワッド。まず何から守ろうとしたんだって話でちゅわ。エルチャントレスを組織に入れた時点で、かつ反抗した後すぐに殺さなかった時点で君のせいだよね。全部君の尻拭いの話だったよね?

 

 

 

もちろん女性陣だけではなく、リック将軍をもっとリーダーとして立たせる方法は無かったかなとか(スタートから魔女にたぶらかされたダメ男に思えた)、ジョーカー安売りしすぎじゃないかなとか、キャプテン・ブーメランなんでもなさすぎやしないかいとか、色々あるだけども!きりがない!唯一ウィル・スミスのデッドショットだけが普通に見れました。唯一!

 

まとめ

シビルウォーの人気もあったのかなぁ…DC2作目にして、ハチャメチャなキャッチー作品を狙ったのとか、やりたいことはすごく伝わるんだけど、コレジャナイ感がすごいなーと。

冒頭のばばあのキャラクター説明会長いし、そのくせ全然掘り下げられてないし!そう、キャラクターが全然魅力的じゃないんですよね。それに尽きる。ビジュアルは中々好きなんだけどなぁ。全体的に、やりたいこと、伝えたいオタク的な情報を取捨選択出来ずに無理やりぶち込み詰め込んでしまった故に一つの映画として成功しなかったように思いましゅ…。それぞれのキャラクターの動機も目的も結果も何も分からない。むしろ下手に説明会とかしないでその時間でキャラクター同士をもっと動かしてほしかったなぁー。

 

ブルース・ウェインは出てくるけど本筋にもそんな絡んで来なそうだし、誰かに「見た方がいい?」と聞かれたら「見なくてもいいんじゃね?」としか答えられない映画でした。

ワンダーウーマンは楽しみ。